こどもの手術プレパレーション

当院での小児の手術は、全体の約1%ですが、年中手術があります。

特に夏休み、冬休みなどの長期休みに手術にくるこどもが多いです。

こどもが安心して手術を受けられるように・・・という願いをこめて

2020年7月より小児プレパレーションの活動をチームで行っています。

プリパレーションとは、準備、予習、心構えを意味する言葉であり、

小児医療のなかでは、「病気、入院、検査、処置などによる子どもの不安や恐怖を最小限にし、

子どもの対処能力を引き出すために、その子どもに適した方法で心の準備やケアを行い、環境を整えること」

を意味しています。

チームのメンバーは麻酔医、小児科医、小児科スタッフ、保育士、CLS、手術看護師で月に1回、

活動を振り返り、課題を共有しました。

そこで、重複して行っている説明などを整理し、情報共有ツールとして「多職種申し送りシート」を作成し、

今年度から、運用をしはじめています。

目標は「小児手術に強い手術室。こどもと家族が安心して手術が受けられる手術室」です。

これからも、みんなで協力しながら、こどもが安心して手術ができるように頑張っていきたいと思います。

 

みなさん、こんにちは!小児センターです☆

だんだん、本格的な夏が近づいてきましたね。

北海道の夏は短いです。コロナ対策を継続しながら、季節のイベントを楽しんでいけるように、

今年も種々の取り組みを予定しています。

 

今日は、長期入院となっているお子様の“小学校 入学式”のイベントについてお伝えします♫

“入学式”は、小学校の先生方のご協力もあり、小児病棟のプレイルームで行いました。

プレイルーム入り口にお花のアーチをセットし、壁などに入学式用の装飾を施しました。

担当看護師とともに入場してきたお子様をみて、両親も大変喜ばれていました☆

 

入学式の終盤では、担当看護師からお子さんとご両親へ、お手紙で   “おめでとう!!!”

の気持ちを読み上げ、思わずうれし涙もこぼれてしまう場面も・・

長期入院を余儀なくされているお子様の、「小学校入学!」という一つの節目を、

ご両親とともに医療スタッフも成長を喜び合いました♪

コロナ禍でもあり、感染対策を万全にしながら行った入学式。

看護師として、病気の回復を支えるだけではなく、家族の思いや絆を大切に、

これからもひたむきな看護を提供していきたいと思います。

西6病棟 消化器センター 

消化器センターの1つで、主に消化器内科の患者さんが多く入院されています。

4月から3人の新入職員が配属になりました。

 

 

4月はいろいろな研修やオリエンテーションが行われました。

プリセプターや実地指導者はじめ、病棟スタッフ、多職種みんなで安心して看護ができるよう支援しています。

 

「先輩看護師と一緒に学習しています」

 

コロナ禍で実習時間が短縮され、患者さんやご家族だけでなく、医療者と関わる機会も少なく、

病棟にいるだけでも緊張し、最初はナースステーションでも3人並んで座っていましたが

今では患者さんを担当しながら、毎日新しいことを経験しています。

 

「お風呂介助」

 

先日は「ラン・ラン♪♪交流会」に参加し、院内の同期と交流をはかり、仕事のこと、プライベートのこと・・・

色々お話をしながら気分転換にもなりました。

 

SCU(脳卒中ケアユニット)です

SCU(脳卒中ケアユニット)です

段々温かくなり過ごしやすい季節になりましたね。

さて春を迎え、今年度SCUには4名の新入職員が配属されました!

新入職員の初々しくやる気に満ちあふれたパワーを受けて、

SCUのスタッフも刺激を受け一緒に頑張っています!

SCUではケアの質の向上に向けて活発に活動しており、

セルフマネジメント・データACP・早期嚥下ケア・高齢者ケアに関して活動しています。

今日は一部の活動をご紹介します。

 

<セルフマネジメントの推進>

脳卒中は再発予防が重要であり、

再発予防へ向けたパンフレットを使って指導を行っています。

部署では、退院後の電話訪問も行っており、

患者さんの生活に寄り添った再発予防の知識提供を心がけています。

<早期嚥下ケア>

早期経口摂取を目的とした嚥下プロトコールを多職種と話し合いながら作成しました。

言語療法士だけでなく看護師も嚥下訓練を実施し、

経口摂取へ向けた取り組みを行っています。

各分野に特化して活動し、

病棟全体で患者さんがよりよい回復へ向かえるよう日々奮闘しています。

 

リソースナース(オリーブの会)の活動を紹介

リソースナースは、認定看護師、専門看護師、ナース・プラクティショナーという資格

を持った看護師が集まっています。

今回は、小児分野の活動を紹介させていただきます。

小児のCOVID-19ワクチン接種を対応するにあたり、

「子どものワクチン接種がトラウマにならないような工夫」として

小児救急看護認定看護師と小児看護専門看護師が、

専門的な知識を出し合い検討しました。

お子さん達が少しでも安心してワクチンを受けられるよう、

注射を介助する看護師の役割について考え、説明用紙を作成し、

担当看護師に小児への関わりをレクチャーし、対応にあたりました。

子供達からも「大丈夫だったよ」「少し痛かったけど、また打ってもいいよ」などと

無事に終了することが出来ました。

リソースナースは、これからも専門的な知識や技術を活かしながら、

看護の質向上を目指し取り組んでいきます。

「中途採用看護師のサポート研修」

今年度は10名の中途採用看護師が入職されました。

経験年数は3年目~ベテランまで幅広い層が集まりました!

中途採用看護師の困りごとである、病院のシステムやルールについて

実際に電子カルテを操作しながら演習を行いました。

このような支援が、職場で力を発揮することにつながると考えています。

また、研修を通しての中途採用者同士のつながりは、とても心強い存在となります!

来月には、中途採用者同士が語り合う研修も準備しています。

支援している私達も勉強になります。

共に看護を楽しんでいきましょう!

 

教育委員会 飛岡

新入職員BLS講習会 

当院は、急性期医療を提供する地域中核病院です。それを意識してもらうため、
新入職員オリエンテーションとして、事務職も含め職員全員を対象にBLS講習会を実施しています。
今回は、看護職員を対象としたBLS講習会をご紹介します
指導に当たるのは、当院自慢のICLS認定インストラクターです。

現在、職種を問わず40名のICLS認定インストラクターが所属しています。

BLS講習会の始まりです。

最初は、緊張している表情でしたが、インストラクターの巧みな話術と体を動かすことで楽しく講習会をすることができていました。

終了後には、「急性期病院で働いている実感がわいてきた」
「人を助けるのってこんなに大変なんだ」「倒れている人を助けられるようになりたい」と意欲的な言葉がたくさん聞かれました。
今後は、一緒に継続的に訓練して実践できるようにしていきましょう!

 

心臓血管センター 大久保拓哉

2022年度の新入職員研修会!

今年度も無事に新入職員研修会を終えることができました。
事前にCOVID-19陰性を確認し、AMオンライン、PM集合研修

感染対策による会話の制限もあり
はじめ緊張していた新入職員も、多職種合同のグループワークで打ち解け

「100年後の病院」について、ディスカッション
多職種チームの視点から、未来の医療について考えました。

4月6日は配属発表!
はらはらどきどきの瞬間です。
病棟師長のご挨拶の後、病棟へ・・・

配属先の先輩たちも、皆さんが来るのを楽しみに待っていますよ♫

EU4(救命救急センターのコロナ陽性担当)で2年間働いてみて

私たちは新卒からコロナ患者さんを担当していました。
配属された時は、正直・・・嫌でした。自分が感染するかもしれない、同居家族や友達に感染させてしまうのではないかと不安な中、働き始めました。

 最初の頃はPPEの着脱や仕事にも不慣れで午前中はずっとPPEを着て汗だくで過ごしていたこともあり、慣れるまで大変なこともありましたが、先輩たちとコミュニケーションをとりながら頑張ってきました。

コロナウイルスが流行した当初はコロナの治療法が確立されていない中、感染した患者さんがたくさん入院していました。コロナ肺炎が重症化し挿管、人工呼吸器管理が必要な患者さんもいました。医師やリハビリスタッフと協力しながら治療を進め、患者さんは最終的には抜管でき、リハビリをして自宅退院することが出来ました。
多職種で協力して患者さんを治療・支援したこと、患者さんの頑張りもあり出来たことだと思います。

 辛かったことも沢山ありましたが、優しいEU4の先輩方が支えてくださったこと・一緒にがんばってくれる同期がいたから2年間頑張ることができました。
EU4のチームワーク最高!!!

みなさん、こんにちは。血管造影室です。

今年度も終わりに近づいてきました。

血管造影室は心筋梗塞や脳梗塞など緊急治療を必要とする患者さんが来ます。そのような患者さんが一刻でも早く治療が受けられるよう、今年度は「スキルアップをめざす!」を部署の目標に、知識と技術習得に励んだ1年でした。循環器内科・脳血管内科・放射線診断科・CT室、それぞれ担当する係のメンバーが企画から運営まで、スタッフ全員で頑張った学習会と体験型トレーニングの様子を紹介します♪

 
循環器内科医師による学習会と急変時シミュレーションの一場面


脳血管内科チームはシミュレーション動画を撮影し、繰り返し学べる学習資料を作りました。


脳血管モデルを使ったカテーテル治療を体験しました。
先生って、こんな難しいことやってるんだ~ と実感

実践の場面で速やかに対応できるよう、これからも血管造影室スタッフでトレーニングを重ね、スキルアップをめざしていきたいと思います。

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