急変対応学習会:A東7病棟

今年の雪虫の大量発生にびっくりしましたね。雪虫と闘いながら出勤しました。

気候も寒くなりだんだんと冬が近づいているのを感じているこの頃です。

A東7病棟は、大きな侵襲を伴う手術をしている方が多く入院していて、

良くなって帰る方がほとんどですが、時には患者さんの状態が悪くなることもあります。

患者さんの状態が悪くなった時、どのように動いたらいいか、何をしていいのか、自信がない・・・できるかな?

といった苦手意識があるスタッフも多くいたので、

外科医師と共にで事例を元に急変時の対応について、シリーズで学習会を開催しています。

DCに触れたことがなかったスタッフもCEからレクチャーを受けながら

DCのデモ機を使用して、作動を体験しました。

急変はない方がいいですが、いざという時に備えて観察することや、知識を持もって行動することの大切さをみんなで共有できました。

学習会後に、急変時に対応したスタッフからも、実際に「動く事ができた」と発言があり、自信につながったようでした。

今後も学んだ知識や技術を元に、患者さんの異常を見逃さずに支援していきます。

なんだか、ちょっと堅い話になったのでもう一つ皆さんと共有。

A東7病棟は7Fにあるので見晴らしがいい!

リハビリをしている患者さんから歓声が聞こえたので行ってみると大きな虹が見えました。思わずスマホで撮影してしまいました。

とてもきれいで幸せな気持ちになりましたので、皆さんにおすそ分けしますね。

周術期看護師教育プログラム

消化器センターA西7病棟の取り組みを紹介します。

今年度から、周術期看護師教育プログラムの一環として、病棟看護師が3ヶ月間手術室で研修を受けています。

第一号として6年目の看護師が参加してきました。

   病棟と違う姿が、かっこいい。

   モニター見てるのかな???

   頼もしい!!

   手術室の先輩に指導を受けながら3D画像を見ています。

 

現在も1回/週手術室での勤務を継続し日々精進しています。

 

   手術室での学びを病棟で発表し共有しました!!

 

11月からは第二号、3年目の看護師が頑張っています。

(偶然にも、この2人はプリセプターとプリセプティという関係でした。)

❤❤❤病棟に勤務したけど手術室でも勤務できちゃう❤❤❤

 

☆こんな素晴らしい病棟、みなさんも興味ありませんか ☆

<リソースナースの部署での取り組み>

集中治療室です!第2弾

 

今回は、集中治療室で働くリソースナースの部署内での取り組みの一つをご紹介します。

現在、当院集中治療室では、

クリティカル看護ケア認定看護師、

急性・重症患者看護専門看護師、

ナースプラクティショナー(クリティカルケア)が活動をしています。

 

“「1人の何故?」は、「みんなのなぜ!」、

明日からすぐ使える看護実践”をコンセプトに集中治療室で働くリソースナースが中心となり、

ちょこっと勉強会?相談会?座談会?をはじめました。

 

アセスメントや臨床推論を駆使しケアをすることが求められますが、

クリティカルケアの場面では病態が複雑なことが多く、

ケアの方法やタイミングなど看護判断に迷うことが少なくありません。

「これってどう考えたらよいの?」や「なぜこのケア方法なの?」など、

疑問がたくさん出てきます。

 

月2回開催し、テーマは、スタッフからのリクエストを中心に行います。

 

今までの行ったテーマは、

・瞳孔の見方

・看護ケアに活用できるレンントゲン写真の見かた

・口腔ケア方法

などでした。

 

今回は、テーマ「人工呼吸器を装着する患者の肺炎予防についての看護ケア」について行った内容をお伝えします。

 

人工呼吸器を装着している患者さんは、人工呼吸器を使用中に肺炎を引き起こすことがあります。

その予防のためには、医療者の手指衛生や患者さんの体位、

鎮静剤を減らして人工呼吸器から離脱できないかを毎日確認するなどがあり、

医療者全員で肺炎対策を行うことで効果を発揮します。

これらについて、知識の共有を行いました。

次に、痰を吸引するチューブの取り扱い方や、擬似で作成した痰を用いて実際に吸引をしながら、

サクションチューブ内の汚染の程度を見た目で理解しやすいようにしました。

普段、行っているケアが正しく効果的に行えていたかを振り返ることができ、しっかりと学び直すことができたとメンバーの声が聞かれ、

新たな学びを得てキラキラとした表情をみて、リソースナース一同嬉しく思いました。

これからも、現在行っているケアをブラッシュアップしつつ、スタッフ全員で新しいことにもチャレンジしていきたいです!

 

   

COVID‐19ゾーニング撤去

集中治療室です。

 

2020年、COVID‐19が猛威をふるいはじめ、

感染対策としてICU内の病室の一部をゾーニングしてから約3年。

先日ついにゾーニングを撤去しました!

こんな開放感のある病棟であることを初めて知るスタッフも多く、

月日の流れの早さに驚きを感じました。

 

 

ゾーニング中

 

 

ゾーニング撤去

 

学生さんもチームの一員

A西5病棟は耳鼻咽喉科・呼吸器内科・腫瘍内科の3科からなる混合病棟です。

 

COVID‐19の流行が落ち着き、看護学生の実習も全面的に再開することが出来ています。

 

現在、A西5病棟にも市立大学4年生の看護学生さんが2名来ています。

 

チームの一員となってカンファレンスに参加し、ベッドメイキングや配膳・下膳、VS測定

 

など指導者とともに実践しています。

 

 

春から私たちと同じ看護師となる学生さんが少しでも多くの経験を積めるよう、

 

スタッフ一同協力しながら実習指導をしています。

ファミリークラス対面復活:F5病棟

 

母子はぐくみセンターでは、お産のケアや産後のケアはもちろん、母親学級やファミリークラスなど妊娠中のケアにも力を入れています!

 

一時期コロナ禍で中止となったクラスですが、オンライン開催やYouTubeの配信を取り入れ、産前・出産・産後のことをお伝えしています♪

 

5月からは赤ちゃんの育児体験や妊婦体験をご家族もできるような対面でのファミリークラスや産後の赤ちゃんとお母さん向けの産後クラスも再開して、各回満席御礼です!

私たちもクラスに参加された患者さんとご家族にお会いして直接お話できるようになり、とっても嬉しいです。

<YouTube>

 

<歯科>

 

<Family Class>

 

クラスの案内や、クラスの様子がわかる写真、母子はぐくみセンターのご案内などはInstagramにて発信していますので、是非フォローお願いします!

<Instagram>

 

これからも皆様にご満足いただけるクラスの開催に向けて、リニューアルを重ねていく予定です♪

 

 

また、余談ですが、先日手稲区医師会の卓球大会にも先輩・後輩でペアを組み、出場してきました。

院外でのコミュニケーションも大切に、チーム一丸となってケアの向上に努めていきます。

 

高齢者体験学習

A東3病棟は、整形外科病棟です。

 

変形性膝関節症や腰椎ヘルニアなどの慢性疾患から、

転倒や交通事故などによる四肢の骨折などの急性疾患まで様々な怪我をした患者さんが入院します。

そのため、高齢者も多く入院します。

高齢者は身体的な衰えがある上に、受傷により一部の活動が制限されることで、廃用が進行することが懸念されます。

なかでも、食事は栄養摂取だけでなく、「食べる楽しみや生きがい」といった意味もあり、とても重要です。

そこで、高齢の患者さんが安全に食事摂取できるように、食事支援に関する学習会を開催しました。

 

認知症認定看護師の佐藤加奈子師長さんに講師をお願いし、患者体験をしながら実際に食事介助を行いました。

 

今年度入職した新人ナースが・・・

「おいたろう」を装着し、高齢者に変身!!

実際に患者体験をすることで、

視界が狭い!見えにくい!カップやお皿を持ちにくい!蓋が全然開けられない!!

ナース同士が話しをしていることが全然聞こえない!!などの体験談が聞かれました。

患者役、看護師役に分かれて、

食事摂取時の肢位やスプーンテクニックなど

「明日から実践出来る」をテーマに学びを深めました。

後ろから話しかけると、「うわ!ビックリした!」と驚いている姿、

椅子まで歩き、座ることも一苦労している姿

などが見受けられました。

患者体験や嚥下食などの実食は、

とてもよい学びとなりました♪

 

この学びを翌日から、看護の現場で実践しています!

F4病棟<心臓血管センター>  新人学習会&日々の学びの一コマ

猛暑だった8月が過ぎ、暑さが落ち着きつつありますがみなさん体調を崩されていませんか?

 

今回は、まず新人学習会についてご紹介します。

心臓血管センターでは、4月に入職した新人ナースを対象として年5回学習会を実施しています。

今回のテーマは「心不全の看護」についてで、講義をしてくれたのは3年目の先輩ナースでした。

講義内容は「心不全とは」「心不全に対する治療」「心不全を抱える患者への看護」などについてで、

日々の実践も交えたとても分かりやすい講義でした。

学習会は新人ナースの学びの場だけではなく、3年目ナースにとっても自分達で資料を作成して、

講義をする側になるため、新たな学びや成長の機会となっています。

 

 

定期的な学習会のほかに、日々病棟で先生から直接教えてもらう機会もあります。

循環器内科の医師が心電図について教えてくれている一コマです。

 

 

実際の心電図波形をみながらのレクチャーなので、より実践的な学びを得ることができます。

どの先生も質問に優しく、分かりやすく応えてくれます。

疾患や治療の学びを深めることができる良い環境です。

 

最後は今年入職した新人ナース4人組です。

5カ月が過ぎ、できることがどんどん増えてきています!

 

 

『外来受診の流れ』

外来3です。

今日はみなさんに外来の患者さんはどのように受診しているのかご紹介します。

 

自動再来機で受け付けした後に、多くの患者さんは診察前に採血があるので、

中央処置室で採血をします。

さらにCT、MRIなどの様々な検査を診察前後に受ける患者さんも多くいます。

 

 

患者さんの病状や治療によっては、診察前に看護師による体調確認(ヘルスアセスメント)があります。

ヘルスアセスメントでは、患者さんのご自宅での生活状況や治療による副作用の有無、

セルフケアができているか確認しています。また、療養生活のなかで困っていることが

ないかなど時間をかけてお話を聴くことがあります。

 

 

採血結果は1時間ほどで出ます。採血結果が出てから医師による診察があります。

診察内容によっては、看護師が同席し患者さんに寄り添います。

 

 

外来診療が落ち着いた時に、医師、看護師、MSWなどの他職種が集まって患者さんの

治療方針や在宅療養支援についてなどカンファレンスをしています。

 

 

できるだけ長く患者さんが自宅や地域で生活し続けられるように、

外来スタッフ一丸となって頑張っています!!

外来2 外来化学療法室 「患者さんが安心・安全に抗がん薬が受けられ、看護師も安心・安全に投与できる外来化学療法室」

こんにちは。

今年の暑い夏も、ようやく落ち着いて、いよいよ秋の気配が漂ってきました。

お米や果物が実る秋は「食べる楽しみ」や、季節の花や紅葉など「見る楽しみ」、

落ち葉やドングリを踏み締める「感覚や聴く楽しみ」など季節の移り変わりによる様々な楽しみがありますね。

 

外来看護部門の外来2では、外来化学療法室、腫瘍内科、放射線治療室、脳神経外科、麻酔科等の外来看護を実践しています。

外来化学療法室は、通院しながらがん薬物療法(いわゆる抗がん剤治療)を受けることができる専用の治療室です。

当院のがん薬物療法の約80%は、外来化学療法室で行われています。

今回は外来化学療法室を紹介します。

抗がん薬は適切に扱い、患者さんに投与すること、そして投与する看護師なども安心・安全であることはとても大切なことです。

又当院では、数年前より抗がん薬の安全な投与システムを導入しています。

通常の点滴投与システムとは異なるため、動画教材を作成、各自が操作などについて学べるようになっています。

 

外来化学療法室は子育て世代のスタッフが多く、外来2スタッフの子供の数は26人!

短時間勤務など働き方は様々ですが、協力し合いながら日々元気に働いています!!

季節が移り変わり、急に気温が変化しやすい時期です、皆さんもお身体に気をつけながら過ごしてくださいね。

 

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