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採用・臨床研修

専門研修(後期研修)プログラム

ご挨拶

初期研修中の皆さん、忙しいながらも楽しく研修されていますでしょうか。札幌の手稲渓仁会病院で専門研修委員会の管掌副院長を担当している栗本義彦から挨拶させていただきます。
当院は内科、外科、小児科、整形外科、産婦人科、麻酔科、救急科の専門研修基幹施設の認定を受けているほか、他領域においても基幹施設との関連施設認定を受けています。

私は平成元年より医師としての研修を開始し、米国留学を含め20年以上大学病院を中心とした勤務により、心臓血管外科および救急科領域の勉強をして来ました。現在のような初期・後期研修のシステムがなかった時代でありますが、術野も見えない立ち位置の日々で、何年経てば一人前になれるのか不安な毎日でした。当院へ職場を移して10年が経ちますが、各科において質的には大学病院と同等な医療(各大学病院にて得意とする一部の特殊疾患を除き)が展開されており、専攻医としてスキル取得に重要な症例数に関しては、大学病院と比較すると圧倒的な数を誇っていると感じています。専攻医の先生の努力は必要ですが、私の科(心臓血管外科)を例にしても医師3、4年目の時点で既に開心術の術者を担当する機会を得ています。病院の気風として実力があると指導医に認められれば、医師年数に関わらず難しい症例や手技にチャレンジすることができます。研修後は当院スタッフや国内の有力施設に認められる業績が得られ、海外への留学を含めて将来の広い選択肢が生まれると思います。もちろん、後期研修中の努力は必要ですが、努力をするためには豊富な症例数が必要です。専攻医の時期は、特殊疾患を見学するより自分が主治医として一般疾患を多く経験することが将来の土台作りに重要で、当院は最適な施設のひとつと確信しています。

北海道の中心都市である札幌は学習機会が保障され、四季があり自然もエンタテーメントも程よくあります。仕事以外の私生活も充実すること、間違いありません。道外からの見学は旅費の補助制度もありますので、興味を持っていただければ幸いです。見学希望の連絡をお待ちしています。

 

専門研修委員会
副院長 栗本 義彦

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