妊娠を望まれる方へ

2022年度より、不妊症に関する検査・治療が保険収載されました（一部年齢、回数による制限あり）。
(不妊治療に関する取組 ｜厚生労働省 (mhlw.go.jp))
これにより、人工授精、体外受精に対する治療が保険で行うことができますが、生まれてくる子の法的地位の安定のため、初回の診察で下記の事項を確認させていただいております。
確認がとれなければ、場合によっては治療を開始することができないことをご了承いただければと思います。

○ 婚姻関係の確認(当院では戸籍謄本で確認させていただいております)
○ 事実婚の場合は、お二人それぞれの戸籍謄本を持参頂き、他の方との婚姻関係がないことを確認させていただきます
○ 御夫婦で来院頂き、今後の治療方針についていっしょにご相談させていただきます

これらの他、使用した薬剤や検査の料金がかかりますのでご了承ください。

モデルケース1＜採卵1個+受精1個+新鮮胚移植1個＞

1個採卵し、1個を体外受精、初期胚まで発育後に新鮮胚移植 1個した場合。

モデルケース2＜採卵9個+受精7個+凍結4個+融解胚移植 1個＞

9個採卵し、5個を体外受精・4個を顕微授精、7個を胚盤胞作成を目的として培養、4個が胚盤胞まで発育し凍結した場合。融解胚移植1個。

モデルケース3＜採卵15個+受精13個+凍結10個+融解胚移植 1個＞

15個採卵し、8個を体外受精・7個を顕微授精、13個を胚盤胞作成を目的として培養、10個が胚盤胞まで発育し凍結した場合。融解胚移植1個。

モデルケース4＜採卵5個+受精3個+凍結2個+融解胚移植 1個＞

5個採卵し、5個を顕微授精、3個を胚盤胞作成を目的として培養、2個が胚盤胞まで発育し凍結した場合。融解胚移植1個。

モデルケース5＜融解胚移植1個＞

凍結保存してある胚を1個融解し、移植した場合。