#02-01研修先として、手稲渓仁会病院に決めた理由をお聞かせ下さい。
英語で医療を学べること、全国からさまざまなバックグラウンドを持った研修医が集まることに魅力を感じ、見学に行きました。
実際に見学に行ってみると、研修医の先生方が、朝のレクチャーであるモーニングレポートや日々の診療に楽しみながらも積極的に取り組んでいる姿をみて、自分もこの病院で働いてたくさんの経験を積みたいと思うようになりました。
#02-02手稲渓仁会病院の研修はイメージ通りでしたか?
忙しい研修をイメージしておりましたが、研修中にもしっかりと振り返る時間や調べながら考える時間も確保されている印象でした。
毎朝行われているモーニングレポートでは、外国人医師とのケースディスカッションやレクチャーがあり、楽しみながら医学英語を学ぶことができました。
#02-03指導医の先生のご指導はいかがですか?
どの診療科も指導熱心な先生方が多い印象でした。特に総合内科や感染症内科といった内科ローテーションでは、上級医とのディスカッションを繰り返すことで、よりよい診療や疾患の深い理解につながったと思います。
外科ローテーションでは、日々の手術や回診に加え、毎週病院外のスキルラボにて直接上級医の先生方からラパロや結紮の手ほどきを受けられました。
#02-04研修医同士のコミュニケーションは活発ですか?
1年生、2年生分け隔てなく、活発にコミュニケーションを取っていました。
初期研修医室には、36人1人ひとりにデスクがあります。部屋も独立しており、今日あった楽しかったことや辛かったこと、勉強になったことなどを気兼ねなく話すことができます。
#02-05手稲渓仁会病院の初期研修の良いところはどんなところですか?
教育体制が充実しているところだと思います。屋根瓦式の教育で、また上級医の先生方には優しく教育熱心な方が多いため、疑問に思ったことを聞きやすい雰囲気があります。
また研修で悩んだ際にも、信頼できる同期や先輩がたくさん居るので相談しやすいです。
#02-06初期研修を修了後、当院の外科専門研修プログラムに進まれた理由を教えてください。
消化器外科志望で、当院の外科専門研修プログラムに進みました。
実際に初期研修でローテーションしてみて、当院の手術件数が豊富であること、上級医が多く指導体制が充実していることが魅力的であり、引き続き後期研修先として選ばせていただきました。
#02-07現在の1日のおおまかなスケジュールを教えてください。
朝は7:30からカンファレンスがあります。日ごとに担当があり、病棟管理を主に行う日、手術を行う日のように分けられています。
業務終了後はビデオで手術の復習や予習を行っています。
#02-08志望の科や今後の進路については、どのように考えていますか?
消化器外科志望で、特に肝胆膵領域に興味があります。
専門研修後の進路に関しては今後考えていきたいと思っています。
#02-09医学英語を学ぶ機会はどれくらいありますか?
小児科と総合内科の研修の際に、英語でプレゼンテーションを行い、一緒に回診も行います。
最初は慣れず大変でしたが、新たな側面から医療を学ぶことができより理解が深まりました。
また2年次に希望者はアメリカのテキサス大学に1ヶ月留学へ行くこともできます。自分の興味ある診療科をまわることが可能であり、医学英語を含め英語力を飛躍的に伸ばすことできました。
#02-10これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生に向けて
初期研修の2年間で医師人生は決まりませんが、医師としてのスタートを切る大事な一歩になると思います。
18人のさまざまなバックグラウンドをもった同期に囲まれて、自分のやりたいことに応じてのびのびと研修を行うことができると思います。実際に手稲に見学に来て雰囲気を感じてみてください!


