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過去のチーフレジデント

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#06
過去のチーフレジデント久保田 隆文

2018年度チーフレジデントの久保田隆文と申します。
当院の初期臨床プログラムは良い伝統を残しつつ、より良い研修に向けて新しい取り組みを続けています。私が考える当院の初期研修の3つの特徴を紹介します。

  1. 教え合う文化

    当院には全国から熱意のある研修医と教育的な指導医が集まっています。その上、当院の初期臨床プログラムは3年間であったことから、層の厚い屋根瓦式の研修が根付いて教え合う文化があります。質の高いフィードバックを毎回得ることで、適切な問診や診察方法、プレゼンテーション、アセスメントを学んでいきます。やがてそれが型となります。ベッドサイド・ティーチング以外に、モーニングレポート、各科でのレクチャー、自主的な勉強会、国内・海外からの招待医師のレクチャーがあり、常に学べる環境があります。

  2. 豊富で多様な症例

    家庭医療の外来から道内各地からやってくる3次救急の重症症例まで、豊富で多様な症例を経験することができます。軽症からICUの症例を担当医師として最前線で診療できます。自分で考え、悩み、上級医にコンサルトして方針を決めるため、それが血肉の経験となります。第一線で豊富で多様な症例を経験することで、地域医療で自分1人で診療しなければならなくなった時に対応できるようなっていることに気がつきます。

  3. 世界標準レベルの医療

    当院では常勤英国人医師のキャマック先生のレクチャーに加え、国際学会発表など、他の研修病院にはない特徴があります。米国や英国流の病歴や身体所見を重視した論理的な診療法を学び、Uptodate、 DynaMed、 Clinical Key等でエビデンスを収集し、目の前の患者さんに最良な医療を提供する癖がつきます。さらに、当院はその中で見つけたことを世界へ発信するのを手伝ってくれます。そのような環境なため、世界中から初期研修医が集まり、英国、米国、東欧の医師免許と日本の医師免許を持った初期研修医達がいます。 異なる考えや医療バックグラウンドを知ることはとても刺激になります。これからUSMLEを受けるという方もサポートしていますので、当院の環境を活用して頂ければ幸いです。

少しでも興味があったら、お気軽に見学に来て頂ければと思います。
研修に加えて、雄大な自然、良質なパウダースノー、美味しい食事がある北海道は住んでいてとても楽しいですよ!