専門看護師とは
専門看護師とは、日本看護協会の専門看護師認定審査に合格し、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、ご家族と集団に対して、水準の高い看護ケアを効率よく提供するための特定の専門看護分野の知識・技術を深めた看護のスペシャリストです。
専門看護師の役割とは
- 1実践: 個人・家族または集団への卓越した看護実践
- 2相談: 看護職等へのコンサルテーション
- 3教育: 看護職者に対する専門分野の教育的機能
- 4調整: 保健医療福祉チームへのコーディネート
- 5研究: 専門知識・技術向上及び開発をはかるための実践の場における研究活動
- 6倫理調整: 個人・家族または集団の権利を守るための倫理的問題や葛藤の解決
以上の6つの役割を担うとされています。
認定看護師とは
認定看護師(CN:Certified Nurse)とは、日本看護協会の認定看護認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた者をいい、水準の高い看護実践を通して看護師に対する指導・相談活動を行う者をいう。
札幌西円山病院看護部では、5分野7名の認定看護師(平成30年4月現在)が活躍しています。また、当院の老人専門看護師とも協力し、活動を行っています。「高齢者の願いを受けとめ、その人が選べる看護を提供する」という看護部理念に基づき、“高齢者の尊厳を守りながら、もてる力、できる力を最大限に活かした最後までその人らしい生活を送ることができる”を目指し、日々活動を展開しています。
平成22年度より、当院独自の取り組みとし、院内認定看護師資格制度を導入しました。看護の質向上を図ることを目指し、特定の看護分野における知識および技術を身につけた看護師の育成に力を入れています。
さくらの会
平成23年度より、専門看護師と認定看護師、院内認定看護師で、“さくらの会”の活動を開始しました。
さくらの会は、自主的に参加する会として、月1回開催しております。
各分野の専門知識や技術を生かした事例検討を重ね、より良い看護実践につなげていくための自己研鑽の場と考えております。また、「さくらの会ニュース」を発行し、院内認定看護師の自己紹介や活動報告を行っています。
認定看護師のご紹介
医療安全管理者
- 医療安全管理者
- 工藤 まゆみ
高齢者看護
院内認定看護師養成
プログラム受講者
- 2018年 10名
- 2019年 8名
- 高齢者看護院内認定看護師養成プログラムについてはこちら(PDFファイル 604KB)