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『お雛さまロビーコンサート』を開催しました
当院では、音楽にふれる事により、より豊かな入院生活を過ごしてほしいとの願いから、定期的にロビーコンサートを開催しています。3月は「お雛さまコンサート」と題して、ピアノとバイオリンの演奏を楽しみました。
ピアノによるクラシック演奏と、ピアノとバイオリンのデュオによる演奏の2部構成で、患者さま、ご利用者さまやそのご家族120名もの来場がありました。
第1部でピアノを演奏したのは、当院内科医師の田村武雄先生。田村先生ご本人から「是非演奏したい」という希望をいただき、出演につながりました。バッハ、モーツァルトなどを中心に聴き覚えのある5曲が演奏されました。おだやかで、時には力強い演奏に、来場者からは「最高だ!」と声がかかり、花束を贈呈されたあとには、アンコールも行われました。
第2部は、北海道大学で看護学を専攻する学生2名のボランティアによるデュオ「シーラ」の演奏。昨年度、この2人は実習生として当院で学んだ事があり、今年の夏もふたたび実習に訪れるとのことです。
コンサートでは「早春賦」や「花」など春らしい曲や、「少年時代」「川の流れのように」など歌謡曲が演奏されました。最後に演奏された「上を向いて歩こう」では、会場全体から手拍子が起こり、この日の演奏会はにぎやかに幕を閉じました。
当院の月例ロビーコンサートは、音楽にふれることによりより豊かな入院生活を送ってほしいとの願いから企画され、看護部、リハビリテーション部、サプライサービス課、医療福祉課が担当を務める病院全体での取り組みです。今後は、さらに院内の各部署に企画・運営への参加をすすめ、その取り組みを広げていく予定です。また、音響システムをさらに充実させ、より良い環境で音楽を楽しんでもらう事も検討されています。
当院リハビリテーション部伊藤隆副部長は「ロビーコンサートでは、回を重ねるごとに付き添って見に来てくださるご家族の方が増えています。今後はコンサートだけではなく、みなさんが昔を懐かしく思い出す事が出来るような映画の上映会や、自転車紙芝居屋さんを呼ぶなどの案もあがっています」と話しています。