新着情報
札幌西円山病院をご利用の外来患者さん・ご家族の皆様へ
-外来の部分的再開のお知らせ-
報道等ですでにご承知と思いますが、コロナウイルス感染症は変異型の発現などもあり、北海道内、とりわけ札幌市でも患者数の爆発的な増加がみられ、それに伴う医療現場のひっ迫状況は、報道されている以上に危機的な状況になってきております。
当法人も行政(北海道、札幌市)の要請にこたえ、保健所の指導の下、感染対策に取り組み、札幌西円山病院も各部門が協力し、厳格な感染対策を講じてきましたが、残念ながら複数の病棟で感染が確認されました。患者さん・ご家族にはご心配をおかけしていること、誠に申し訳なく思います。
保健所の指導で外来機能を中止しておりましたが、来週、5月18日(火曜日)から部分的に再開が可能となりましたが、感染対策の徹底、病院機能の状況から以下のような点、ご理解のうえ、受診を考慮していただければ幸いです。
1. 発熱等の症状がある患者さん(37.0度以上、または咳嗽や咽頭痛などの呼吸器症状がある場合)は、行政の示したマニュアルに基づき、まずは<救急安心センターさっぽろ(#7119もしくは011-272-7119)>へお問い合わせのうえ、発熱外来の受診をお願いいたします。残念ながら当院では対応できないことをご了解ください。
2. 外来でも厳格な感染対策を講じておりますが、院内あるいは通院途中の“3密”による感染が懸念される患者さんについては、外来事務、担当医が電話で症状確認をし、必要量の薬剤を院外処方箋の送付、次回の予約日の設定などの対応をさせていただきます。
3. 外来は木曜日(時間限定)を除き、午後の外来は継続して中止します。午後の外来を予約した患者さんで、症状の変化などがあり、受診を希望される方は午前に外来枠を設けましたので、お電話でご連絡、ご相談ください。
4. 外来検査枠も制限がありますので一部は対応できない検査もあることをあらかじめご了解いただければ幸いです。
一日でも早く、本来の当院の機能が回復できるよう、全職員が一丸となって感染対策に取り組んでおり、終息に向けての兆しが見え始めており、なお一層の努力をお約束いたします。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
令和3年5月13日
札幌西円山病院 院長 浦 信行